みんなでつくった切り干し大根が干し上がりました。
武藤さんちで一晩霜にあてた大根を、各自少しづつ持ち帰らせてもらい、自宅で干したものです。
陽当たりのいい窓際にザルで干して3日ほど、ちりちりに干し上がり完成(写真最後尾)。
ちょっと茶色っぽいですね。でもおいしいですよー。
武藤農園があるのは茂木、あのツインリンク茂木(サーキット)の も て ぎ 。
車でのアクセスは良いけど電車で行くのはたいへんな栃木と茨城のはざまにあります。
週末農風ツアーで、わたしはそのたいへんさをはからずも実感することになりました。
車2台に分乗して行く手はずになっていたのですが……、寝坊して集合時間にまにあわず、車を電車でひとり追いかけるはめになってしまったのです。
あせりました〜。予定より1時間遅れで家を出発。
まともに茂木に行くと、特急を使っても家から4時間かかるしなんとか途中で合流したい。
上野からは「特急フレッシュひたち」に乗り、その終点の友部で1台に待っててもらえることになりました。
ちなみにフレッシュひたちは最高に乗り心地がよかったです。ただし朝でも1時間に1本だけ。
結局友部で50分も待たせてしまいました。
特急で追いかけてもこんなに待たせるなんて…。やっぱり遠いな〜。
さいわい人数が多かったので、向こうでのスケジュールに支障は出なかったのですが、主催のともさんには余計な心労をかけてしまいました。
初の武藤農園ツアーでたいへんだったというのに、白髪ふえたらごめんよー。
そんなダメスタッフなわたしを武藤さんをはじめみんな優しく迎えてくださいました。
武藤農園はそのアクセスの悪さが災いし、、これまで2度も別の援農計画が頓挫したそうなのです。
今回、「ついに来てもらえた。。」と嬉しそうににこにこする武藤さん。来たかいがあります。
また到着すると驚いたことに豊穣庵のよし江さんとかっちゃん夫婦が待っていてくれました。
那須は雪で農作業できないから来たよーと、
おいしいおこわを詰めたお重(4段!)や、つきたてのお餅をどっさりと持って。まるで福の神!
わたしは「切り干し大根と菜の花のマリネ」を作ってきてたのですが、その切り干しはよし江さんが自家製を送ってくれたもの。
そのよし江さんに試食してもらえるとは、嬉しかったです。
さてさて本題の農作業手伝いですが、つもった雪の下から大根を収穫しました。
大根を傷つけないようにシャベルで畑を掘り起こし、大根をそっと抜いていく。
雪景色はきれいだし、大勢でやるので楽しんでいるうちにあっという間に終わりました。
畑から戻ってみんなで大根を洗い、切り干しに加工。
といっても私は先に夕飯の下準備をするべく台所にこもっていたので、現場はまったく見てません。
後で写真を見たら、素手で冷水で洗っている男子も写っていた。大根掘りよりたいへんそうー!
切るのは包丁だけでなく、巨大な専用スライサーも使ったようです。そこは見てくればよかった……。
加工するときにはんぱな切れはしがたくさん出るので、それで「おやつにからみ餅をつくろうー」とともさんが発案。
豊穣庵のお餅と武藤さんの大根のおいしい組み合わせです。
ほかにゆず大根、夕飯ではおろしぽん酢に変身。大根はほんとにいろいろ楽しめますね。
切り干しのマリネもおすすめです。基本は水洗いした切り干しをマリネ液に漬けるだけ。いいかんじに歯ごたえと風味が残りお酒にもあいます。
あと、新メンバーが手打ちそばを打ってきてくれたり、書ききれないので、詳しくはこちらをご覧くださ〜い。
ひとり暮らしの武藤さんは、みんなで作ったおいしいごはんが何より嬉しかったそうで、にこにこしっぱなし! わたしもうれしい!
初陶芸も一緒に楽しんでくれました。
電車では行きづらい茂木ですが、車だと楽しい場所がたくさんあるのもわかりました。
ちなみにわたしが茂木に行くのと一日ずれて、田中は千葉のこうざきの発酵サミットに撮影の仕事に出かけていました。
夫婦別々に寝袋を背負ってお出かけ。その状況がなんだかおかしかったです。
今回の田中へのおみやげは、和菓子「いい村」の「ふんわり茂木」 「かつサンドみたい!」と喜んでくれました〜。
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