神保町〜淡路町〜秋葉原かいわいは、近年仕事でちょくちょく足を運ぶようになりました。
ぐっとさかのぼれば学生時代はお茶の水に校舎をかまえる大学に通っていたので、その頃からのご縁かもしれません。しかし私の知っている場所はごくごく一部に過ぎないなぁと、行くたびに思わされます。
神保町駅に直結して「岩波ホール」なる映画館があることは、3月にお客様から案内されて初めて知りました。
その時はドキュメンタリー映画“みつばちの大地”の試写会で訪れました。世界を周ってみつばちの今をフィルムに収めた映画です。
NPO法人みつばち百花さんが日本での広報に協力されていて、そこから私にクリアファイルデザインの注文が来た関係で試写会に案内されたわけです。
映画が終わって明るくなるとNPOメンバーの皆さん、眼に涙をためて言葉を失っていました。みつばちと人を取り巻く現実は厳しい。人として何か罪滅ぼしをしたくなる映画です。
その映画が5月31日から封切りとなりましたので、今度はわたしが田中を案内して岩波ホールまで行ってきました。
神保町のA6出口を抜けること30秒ぐらい(?)、天井の低い古めかしいビルがあらわれます。エレベータを10階で降りるとそこが岩波ホール。薄暗いです。
しかし対応してくださったスタッフさんは若々しくて明るく朗らかな女性でした。映画館のことはもちろん神保町の魅力についてまで語ってくださり、思いがけず楽しい時間になりました。
クリアファイルの反応も好調だそうで一安心。売上の一部がみつばちを守る活動の寄附になるとの主旨に賛同して買ってくださる方も多いそうです。お客様の意識が高い。
待ち合いスペースには、実際のみつばちの巣箱が設置してありました。NPO顧問の先生お手製だそうです。中には写真を貼ったパネルが入っていました。おもしろいアイディアですね。もちろんホンモノの蜂はいません。
本の町だけあって、近くの書店でも「みつばちフェア」を開催して協力してくれているそうです。隣のビルの農文協・農業書センターと少しはなれた書泉グランデさん。せっかく教わったので帰りに農文協さんに寄ることにしました。
映画は7月11日まで岩波で上映の予定です。ご興味のあるかたはぜひご覧ください。
観る前にはこちらのサイトでみつばちの生態をチェック!
このサイトもTRiM.が制作させてもらいました。おかげでみつばちの生態にちょっと詳しくなった二人です。
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