寒仕込みというのは本来1月〜2月ぐらいまでに行うものらしいです。 今年は寒さが厳しいので、3月頭でもぎりぎり寒仕込みセーフかな? 日曜日に友達を呼んでわいわいと仕込みました。
例年「雑Tha’s」さんから在来種の大豆と糀を調達してつくっています。今年はいい味噌にしあがりそう! 過去、計量をミスったり、保管が悪かったり、つぶしかたが粗かったりと、やりそうなミスはひととおりやってきたので、 今年は慎重にいきました。
まず、大豆は乾燥した状態できちんと計り、鍋の大きさにあわせてビニールに小分けして浸水。
これで後の作業は安心してさくさくと進められました。 ちなみに圧力鍋には1袋250g、大鍋には2袋500g。
一番手間のかかる大豆をつぶす作業。フリーザーバッグに入れてめん棒で楽しくむぎゅむぎゅします。 去年安物のフリーザーバッグを使ってみたらいまいち、すぐやぶれる。やっぱりジップロックは丈夫だなぁと感動するはめになりました。でもちょっとお値段が… 今年はジップロックの大より少しだけ大きめのフリーザーバッグを東急ストアで見つけたので、それを使ってみました。大きさもお値段も手頃♪ これはじゅうぶん使えました。
1歳のめいっこも一緒にお手伝いしてくれました。 わたしが大豆を煮たり、おやつを用意したりしてる間にみんなでどんどんやってくれて速かった。 田中をはじめ凝り性な面々が多く、きれ〜いにつぶしてました。 むかしの味噌作りは男性が中心だったそうですよ。力仕事だったんでしょうね。
最後に味噌玉を詰める袋は正真正銘のジップロック。これが丈夫で最高です。 この袋のまま上に重しをして保管します。
間にお昼休憩とおやつ休憩を挟んで11時〜15時で計8kgの味噌のもとが完成。 段取りの良さを友人にも賞賛され、いい気分で終了しました。
初めてやってみた友人が「マンションでも簡単にできるんだねぇ」と言ってくれたのが嬉しかったです。 田舎暮らしとか特別なことをせずとも、日常でできるこういうことをどんどん広めていきたい。
ワインをあけて片付けをしてもまだ16時。 友人たちも早々と帰り、 よしっ今日はまだまだ仕事できるっとパソコンに向かう。 と、ところがあっという間にまぶたが重くなり、ぜんぜんはかどらず。 だめでした。意外と疲れたみたい。 みんなが帰った後にふきこぼれでガビガビになったコンロと格闘したのがひびいたか。あとお酒…。 次回のときは仕事を残さずにのぞんで、ゆっくりと飲んで終わる、そこまで段取って自分を賞賛したい。
お味噌は年末ぐらいまで大事に寝かせます。 それまでに、何も起こらず平穏に過ごせる世の中であるといいなぁ。 時間をかけて育てる食べ物をつくるには、平穏な日常が前提なんだと、今年はつくづく思いました。 もうすぐ震災から1年、まだ依然として不安の中で仮の生活をしている方々も多いことを思うと、こういう日常がほんとうに大事に思えます。
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