みなさまこんにちは。 田中です。 考藤にひきかえ、私の方はブログの更新が滞ってしまいました。 今後はもうすこしざっくばらんな内容で頻繁に更新していきたいと思います。
今回はアクセス解析話の続きです。 SEOを考えたほうが良いのかどうなのか判断するポイントです。
ずばり、サイトのページビュー合計のうちトップページが占める割合が50%を超えるようであればSEOが間違いなく不十分です。
この表を見てください。 これは私が管理しますサイトについて、全ページビューにおいてトップページが占める割合をまとめたものです。
縦軸がトップページが占める割合(今後、占有率と呼びます)、横軸がサイトのページ数つまりサイトの規模を表しています。
サイトの規模が大きくなるにつれて占有率が減っていくことがわかります。 一方でサイトの規模が小さくなるにつれて占有率は上がって行きますがそれでも50%を超えることはありません。
もちろん、サイトの規模が小さく、トップページしかないようなサイト(当然占有率は100%です)、数ページしかないようなサイトでは占有率は50%を超えると思いますがそういうサイトは除きます。少なくともページ数が5ページぐらいはあるサイトについて考えています。
占有率が50%を超えないということに根拠はあるでしょうか? ユーザー・訪問・ページビュー – アクセス解析用語解説 のなかで3つのケースを出して説明しましたが、それぞれのケースの占有率を計算すると、50%・33%・50%、全体では44%となります。
これを見ても、トップページを一目見て帰ってしまうような人が多数を占めないと占有率が50%を超えることはなさそうです。 占有率が高いサイトというのは、個別のページに訪問してくれる人が少なく、そのサイトを必要としている人にきちんと届いていない状態です。
主な原因としてはページのタイトルの付け方が上手じゃい、そもそもついていない、HTMLの書き方に致命的な欠陥があることがほとんどです。 占有率が高い方はぜひ見なおしてみてください。 外部リンクや広告枠を買うことを考えるまえにぜひやってください。 ご相談もお待ちしています。
今日はこのへんで。
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