日々ろぐ

唐津旅行 美味しいもの編

| 2014.11.05 Wednesday |

何を食べても美味しかった! という声は九州に行った人からよく聞こえてきます。私たちの旅も本当にそのとおり。刺身のつま、海藻にいたるまでなんでも美味しかった! そんなこんなを一部ご紹介します。

 

チャンポン1

まずはチャンポン。父の友人の案内で、東唐津の「ほりばた」へ。ここはいろんなトッピングのチャンポンがあります♪

わたしが頼んだのはイカの唐揚げチャンポン。チャンポンどっさり! 食べきれるかしら?(←無理でした)
そして田中が頼んだのは、驚きのキクラゲチャンポン。

どっさりチャンポンの上にさらにどーんとコリコリのキクラゲ。これでたしか700円ぐらいだったかな。安さにもびっくり。キクラゲ大好きな田中は満面の笑みでした。きくらげチャンポン父とその友人のお話では、「チャンポン屋は子供の頃からいくつかあった。」「ラーメン屋はなかった。」「うどんはあったけど蕎麦は食べたことなかった。」だそうな。チャンポンの方がラーメンよりも昔から根付いていたことにびっくりしました。

西のほうは麺文化が異なるとは聞いてましたが、ずいぶん違うものですね。父は唐津からいきなり東京に出て(福岡など都会を経ずに)就職したせいか、東京で初めて出会った「ざる蕎麦」の食べ方がわからず、おつゆを麺のうえにかけまわしてしまったそうです。

 

 

 

夕飯は前にも紹介しましたが、呼子でイカの活き造り定食@金丸旅館♪

活き造り

天ぷら

ゲソは途中でいったん下げられてゲソ天に変身してきます。イカってこんなに美味しいんだー、と改めて実感します。

同じく金丸旅館の朝ご飯。

朝ご飯

写真がちゃんと撮れてなくてすみません。地味に見えますが、味、バランスともに花まるの朝ご飯です。

ほかほかピカピカのごはんに、味噌汁はいりこ出しのやさしい味、軽くあぶった鯵のみりん干し、鯵の漬け(づけ)はそのまま食べてもいいけど、ごはんにのせてお茶漬けにするのが最高。余韻の残る朝ご飯でした。完食です。

 

 

 

呼子の朝市をぶらついて遊覧船に乗った後は、タクシーで少しはなれた名護屋城跡に行ってきました。

名護屋城跡

太閤秀吉が日本代表選抜軍団を朝鮮半島に攻め入らせた際の陣跡です。晴れていれば壱岐の島がすぐそこに見えます。

朝鮮攻めは歴史の授業で習うには習いましたが、さらっと教わっただけで、たしか扱いも秀吉晩年の奇行の類だった覚えがあります。実際に城跡に立ち、名だたる武将が大集合したさまを聞くと、、秀吉がいかに本気だったかが伝わってきました。
それまで国内で対戦していた武将同士が集合し、狭いエリアにひしめくように居を構えて戦いに備えた場所。
オリンピックの選手村のようだ、ここは。
今はとてもきれいに手入れされ落ち着いた空間になっていて、城跡というと草ぼうぼうの有りさまをイメージしていた私には意外に感じました。

ひとまわりした後は、唐津焼きのお茶碗で抹茶がいただける茶苑海月というでほっと一息。きれいなお庭を見てしばしぼーっとしてきました。

海月

 

お昼は豪遊してしまいました。海中レストラン「萬坊」でまたまたイカづくし。(海中というほど海中は見えません。)加えてサザエの刺身を頼んだら、すごい量が出てきました! コリコリで新鮮。でもさすがに途中で飽きました^^;

サザエ刺し

調子にのった父がメニュー表にないウニまでゴリ押しで注文。これもドカンと出てきて、支払い役の私はお値段を想像してちょっと青くなりました。でもこれがいくら食べても飽きない美味しさで、半分はわたしの胃に入りました。

この後は父と別れてバタバタと福岡に向かったのですが、まんぼうでのんびりしすぎて時間がない中、どうしても唐津くんちは田中に見せたかったので、足早に展示場に寄りました。
唐津曳山展示場
ここは巨大な曳山14台が常時展示されています。
「大きい」、「かっこいい」、「強そう」、「歴史がある」、という男性が惹かれる特性をほぼ備えた曳山。案の定田中も感動していました。もう少しで曳山Tシャツを買いそうになっていました。

 

 

夜は福岡の天神にて、いとこがやってる中華食堂「金龍」。この日はビールで再会を祝しただけで、翌日また再訪してとんこつラーメンをいただきました。天神は交通の要所なので便利です。

ラーメン
もともと祖母が始めた店で、小さいころ帰省ではここを拠点に寝泊まりして、唐津に行き帰りしていた懐かしの場所です。店は変わらないけどまわりの建物がどんどん変わっているので、食べログで場所を確認しながらたどり着きました。
いとこは三代目で、スープの味は祖母の頃とは変わってましたが美味しかった。でも復刻版が食べたいなぁ。

餃子は形状がずいぶん昔と変わっててビビりましたが、味は変わらずで安心しました。野菜たっぷりでペロリと入ります。なぜかカレーも美味しいので機会があるかたはぜひお試しを。

餃子

 

 

西鉄で太宰府にも行って、学問の神様に合格祈願をしてきました。
境内の中のお茶屋さんで食べた梅が枝餅セット。焼きたてで外側がぱりぱりのお餅の中にあったかい小豆餡が入っています。

梅が枝餅

 

お餅部分がぱりぱりめ、しっとり柔らかめ、店によって違いがあるので、参道に出てからもう一つ買って食べ比べ。どちらも好きですけど、ややしっとりぐらいが一番好きかも。

 

最後に、博多に来たらうどんも食べたい。

うどん

 

いりこだし、柔らかめの麺、まる天にたっぷり青ネギでほっとする味です。

 

以上、メジャー選手が続いたので、最後の最後におみやげに買った松原おこしもご紹介します。

写真がまたよく撮れてないのですが、、

松原おこし 松原おこし2

 

黒砂糖としょうがの風味のしっとり柔らかめのおこしです。鏡山を模した形に積み上げられているのが可愛い。これをいっこづつ外しながら食べるのが好きです。たぶん唐津以外では売られてないマイナー選手。すごく素朴ながら誰からもそこそこ受けがいいお菓子です。

昔、虹の松原の製造工程が外から見える店に行ったことがあって、それがおもしろかった覚えがあります。

また見たいなーと思ってたら、ここで紹介してくれていましたよ↓

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.495466700465365.119844.277730778905626&type=3

おこしは全国あちこちで売られてますが、この松原おこしの食感はオンリーワン。手づくりならではなんですかねー。

いつまでも続いてほしいです。

 

以上、おいしいもの編でした!

 

 

 

 

唐津旅行 呼子編

| 2014.10.29 Wednesday |

よぶこ

 

今回はじめてイカで名高い呼子(よぶこ)に行きました。一番最初に感じた印象は「夜が早い!」。

まだ明るい18時すぎに宿に着いたのですが、お目当てにしていたイカの有名店のみならず食堂は軒並み閉店時間。飲み屋さんは一件もなし。途方にくれかけました。

さいわい宿でお願いしたら急遽イカ活き造り定食を用意してくれて、それが激ウマだったので助かりました。

金丸旅館という生け簀のあるお宿です。

活き造り    ゲソ天

透き通るようなイカ刺しの歯ごたえとゲソ天のぷりぷり感が、初めて食べる田中にとってはまさに驚きのうまさだったらしく、「しばらく東京でイカは食えない!」だそうです。

 

そして翌朝、ジョギングに出かける田中と散歩に出るわたし、それぞれ別方向に出発。

わたしは運よくイカを天日干しする光景と出会えました。

イカ干し1

イカ天日干し2

 

1枚1枚ていねいに干されていました。時間は朝6時ごろ、作業はすっかり終わっているようす。夜が早いわけです。。イカ釣り漁は夜中が本番ですからね。

道端で漁港らしい観音様(?)にも出会えました。鯛でしょうか、かごからはみ出ています。買い物かごを下げているふうなのも呼子らしい。

観音様

 

呼子は朝市も有名で、日本三大朝市のひとつとも言われています。わたしが宿を呼子にとったのもそれに行きたいがため。宿で行くなら8時ごろが良いと教えてもらい繰り出しました。

DSC00922_s    あさいち1

あさいち2

 

市場のメインはやっぱりイカの一夜干し、そして鯵のみりん干し。あっちを見てもこっちを見ても干したイカとみりん干しがずら〜り。売り手の多くは威勢のいい女性で、ひとつ買うとどんどんおまけしてしてくれるのが楽しかったです。興奮を煽られます。みりん干しは店によって味つけが違うそうなので2カ所で買ってみました。

アラカブ

 

眼を奪われる赤いお魚。鮮魚ではこれが一番多く売られていました。店の人に聞いたらアラカブとのお答え。こちらで言うカサゴのことだとは後で知りました。

さすがに鮮魚は買えませんが、干したイカ、鯵、塩うに、いりこ、塩辛、イカしゅうまいなどなど後悔のないようどっさりと買い込み、クール便で発送して興奮のお買い物終了〜。

 

 

呼子という地名を私がはっきりと認識したのは、最近と言ってもいいほど大人になってからです。

子どものころから耳には入っていた地名「よぶこ」。特に興味もわかず、近年東京でも「呼子のイカ」という字を目にするようになったので、ああ、あのよぶこかーと初めて漢字を知ったぐらいです。はっきりした位置も知らないままでした。

それをリアルな場所として把握できるようになったのは、法事で行った唐津でイカの活き造りを食べてからです。まだ動いている透きとおったイカ刺しと、後から揚げてくれるゲソの天ぷらの美味しさ。食と認識との結びつきは強し! 美味しさと一緒に位置関係もしっかりと頭に入りました。

ちなみにその時の場所は唐津でも呼子よりだいぶ手前(南)なのですけど、手前でもじゅうぶん美味しいです。そのせいかうちの親たちには、わざわざ交通の便のよくない呼子までイカを食べに行くことがちょっと不思議に感じるようです。また父は子どもの頃よく、掘ったレンコンを荷車に積み呼子まで一時間ぐらい引っぱって売りに出かけてたそうで、その距離をタクシーでひょいと飛ばして着けることにいまだに驚愕していました。その記憶がよけいに僻地に思わせているのかもしれませんね。今は道路が整備されいて一応バスもあるので行きやすいですよ。

 

よぶこといえば、、たしか私が小学生のころだったか、家にほんのわずかな期間ですが「よぶこのおばさん」という親戚が滞在していました。ある日突然現れた(ように見えた)その女性は、どうも嫁ぎ先との不和があって出てきたらしく、子どものわたしが詳しく聞くことは能わずなんとなく不思議な存在でした。学校から帰るとおやつを作ってくれてたりして、少しだけ慣れてきたころによぶこから家の人(だんな?)が迎えにきて去って行きました。いまもお元気でよぶこにいるそうです。

そんな記憶もある「よぶこ」。今ではすっかりイカの「呼子」にイメージが置き換わりました。二日目のお昼も海中レストラン「萬坊」でイカを堪能し、ゆるキャラの“けんちゃんさきちゃん”に見送られて呼子を後にしたのでした。

けんちゃんさきちゃん

 

 

 

 

 

 

唐津旅行 風景編

| 2014.10.23 Thursday |

すでに冬の気配が漂う季節に恐縮ですが、仕事もひとくぎりついたのでやっとこさ9月の唐津旅行の写真をアップです。

sayohime

 

墓参り旅行と私たちはよんでいます。
唐津市(からつし)は私(考藤)の両親の故郷。とくに夫婦仲が良いとは言いがたい両親ですが、ふたりは同じ町の出なので、両家の位牌は仲良く同じ納骨堂の背中合わせの位置に納まっています。お墓とよんではいますがお寺の中の棚式の永代供養墓です。

唐津といってもぴんとこない方は多いと思いますが、佐賀県の北、玄界灘に面した位置にある歴史ある地域です。唐津焼きの唐津、唐津くんちの唐津、ジャック・マイヨールが初めてイルカと出会った唐津といえば、聞き覚えのある方も多いはず。きっと!

また最近は呼子町(よぶこまち)のイカの活き造りが有名になってきました。ただし呼子が唐津市に組み込まれたのは近年ですが。

 

田中家のお墓は都内にあるのでお彼岸などの折りに何度も行っていますが、唐津にはなかなか行けずじまいで結婚から3年もたってしまいました。

ちょっとのんびりしすぎたなー、うちの祖母の墓前にも挨拶しないと不公平だし! と思いはじめてからも、仕事や体調不良、行くなら春か秋にという親からのアドバイス、また田中の無関心などが手伝ってのびのびに。

 

でも、のばしたかいがありました。ベストシーズンの初秋、しかも快晴の日に訪れることができました。

車窓から

 

福岡市を発するJR筑肥線は、佐賀県に近づくあたりから海沿いを走ります。海が見えて車内に海の光がさしこみ明るくなってくると、ああもうすぐ唐津だなーという気持ちになります。上は車窓からの1枚。

今回は父が同行してくれて、前半は三人旅でした。車窓から見える島をなつかしそうに田中に説明していました。

唐津駅の少し手前の東唐津駅で降りて、まずは唐津のシンボル鏡山(かがみやま)を父の友人が車で案内してくださいました。

虹の松原2

 

 

 

山頂の展望台から見下ろすと、名勝・虹の松原が緑の帯のように広がっていました。9月の澄んだ空の下の松原と海と小さな島々、まさに絶景♪ 上の写真は田中が撮ったもの。

鏡山自体の写真? どうも山自体のお姿は低すぎて海上や他の山からでないときれいに拝めないようです。父母にとっては友達とかけくらべしながら登った山。そして山頂から見下ろす唐津人の誇り(?)虹の松原。相当思いがつまっているみたいで、今回の旅で父母が一番田中に見せたがった景色です(=田中くん写真撮って!)。

 

私も好きな場所ではありますが、ここは天気が良くないとつまらないし、山頂のさよ姫像(トップの記念写真です)は微妙だし…、まず舞鶴城(唐津城)や唐津くんちの曳山展示場を見せる時間を確保したほうが無難じゃないかと提案してみたのですが、どうしても譲らない両親。それがこんなにいいお天気で、ぶじに撮影の役目も果たせてほっとしました。下は私が撮影。

 

虹の松原1

 

小さな山ですが、その昔神功皇后が登って先勝祈願したり、日本三大悲恋伝説(?)のさよ姫の伝説が残っていたりと歴史をにぎわしたパワースポットだそうです。

 

唐津市の中心地はJR唐津駅周辺、父母の住んでいたまちはそこからさらに車で海沿いを20分ほど北上したところにあります。案内してくださった父の友人と駅の近くでお別れし、そこでタクシーに乗り換えたのですが、その合間に駈け足で旧唐津銀行を見学してきました。

 

旧唐津銀行1

旧唐津銀行2旧唐津銀行4

旧唐津銀行3 唐津出身の建築家、辰野金吾氏が設計監修し、1912年に竣工された銀行です。

辰野金吾氏とはあの赤レンガの東京駅を設計した巨匠。わたしもここは今まで行ったことがなく、今回なんとか行く時間がとれてすごく嬉しかったです。なんと無料で見学できます。1997年までは実際に銀行として使われていたそうです。ちなみにその当時は佐賀銀行だったので、うちの母に「唐津銀行」と言っても通じませんでした。

 

この日はその後タクシーで移動し、親戚に挨拶したりお寺にお参りしたりとぶじにひととおり儀式を終えることができました。田中は伯父85歳のくり出す唐津弁のシャワーにちょっとぽかーん。そんなこんなで写真を撮るような余裕はないまま、宿泊先の呼子町までまたタクシーで移動しました。

 

呼子町は唐津市の北端の漁師町です。うちの田舎からは車で15分ぐらいと近いのですが私は今まで行く機会がなく、今回はぜひにぜひにと父に希望して宿を決めさせてもらいました。

有名なイカの活き造りや呼子朝市については別途書くのでこうご期待。もうひとつ楽しみにしてたのは遊覧船です。翌日も快晴だったので乗ることができました。

遊覧船「いかまる」で行く七ツ釜は、父も子どもの頃に親しんだ場所だそうで、唐津の絶景スポットのひとつなのですが呼子から遊覧船に乗らないと近づけないのです。なので今回ようやく行くことができました。

 


七ツ釜3

七ツ釜1

七ツ釜2

 

海食洞というらしいです。この柱状の岩が積み重なったような洞穴が七つある不思議な地形。この穴に船首をつっこむのがハイライトです。けっこう船酔いがきました。でもほんとうに迫力満点、酔ったかいがある胸打つ光景でした。

フリーダイバーのジャック・マイヨールがかよった場所はここらしいです。

潮の流れが強くて、ここで泳ぐなんてちょっと信じがたい場所でしたけど秘密基地みたいでわくわくするんでしょうね。

うちの父も子ども時代、ここで泳いで遊んでいたそうです。唐津の子どもはすごいな!

 

 

以上、唐津の風景編でした。次回は呼子のイカと名護屋城跡編(?)の予定です。


 

 

夏山のぽよくまさんち

| 2014.08.11 Monday |

 

夏山ぽよくまさん_2夏山ぽよくまさん_1

夏山ぽよくまさん_16夏山ぽよくまさん_26
伊豆熱川山中にある“ぽよさん&くまさん”ご夫婦のお宅に伺ったのは今回で二度目です。
前回は真冬でした。(その時の様子はこちらから→畑探訪 – 山のぽよくまさん

また行きたいなぁと思いながら2年半がたち、今回は田中は都合がつかずわたしだけ週末農風のメンバーと一緒の再訪。18切符で夏休み気分で行ってきました♪

前回はぽよくまさんたちが伊豆に移住されてきてまだ半年、はじめての冬に挑んでいる最中でした。その時作りかけだったロケットストーブが今やもう使い込まれボロボロに崩壊! 歳月の長さを感じました。

この間お2人は、自給自足の暮らしをしながら人の集まれる場づくりをしたいという夢に向って、苦労しながらも着々と歩まれていた模様です。

着くとさっそく電気・ガス・水道なしの暮らしを案内してくれました。天ぷら油で走る車、太陽光発電機、オイルランプ、保温調理ボックス。そしてコンポストトイレ。
トイレは屋内と屋外両方に設けてあり、屋外は野天に穴のワイルドトイレ。
それにひきかえ屋内のコンポストトイレは、水を使わずとも微生物の働きで匂いも出さずに処理できるバイオ技術を駆使した優れもので、処理剤にはオガクズより細かい木挽き糠を使っているそうです。

 

さて問題です。この写真は何をしているでしょう。夏山ぽよくまさん_15

まるで草取りをしているようですが、正解は小豆の種まき。畑は程よく雑草を残してあります。雑草が小豆の苗を乾燥から守ってくれるそうです。自然との共存共栄。蒔いた上には草をいっぱいかけて草マルチ。最後にパンパンと柏手を打ってきれいな気を送ります。そうすると良く育つような気がするそうです。わたしたちも手を打って育ってくれるようにとお願いをしました。不思議とすっきりした気分になります。夏山ぽよくまさん_12

 

夏山ぽよくまさん_20

こちらはミツバチの巣箱。見晴らしのいいあちこちに設置してありました。自然に蜂が入ってくれるのを待っているそうですが、今年はまだ空き家でした。蜂さん早くきてね〜。

夏山ぽよくまさん_21

ワイルドトイレ。葉っぱでふきます。斜面に沿って開かれた段ごとに、畑やバーベキュー場、そしてトイレなどいろいろなスペースがあるのが面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

お昼は外にかまどを用意してくれて、豆ご飯とカレーのアウトドアランチ。

夏山ぽよくまさん_7 夏山ぽよくまさん_11

夏山ぽよくまさん_5夏山ぽよくまさん_3

夏山ぽよくまさん_8夏山ぽよくまさん_6

サラダは調味料からほとんどくまさんの手づくり! 美味しかった♪

夏山ぽよくまさん_25 ぽよくまさんたちは、種を蒔いたり野草を摘んだりストーブを作ったり、必要なものは自分の手で試行錯誤する生活をここで続けてきて3年。「最近ようやく、頭ではなく身体で自然と一体な感じがわかってきた」と話してくれました。

電気ガス水道などのライフラインがなくても、大地としっかりつながり、食べていける生活は、ある意味とても自由で豊かなんだと思います。くまさん、2年半前よりもさらに輝いてました!!

お2人ともやっていることはすごいんだけど、こつこつと等身大のやり方をされているところに親近感が湧きます。

ぽよくまさんたちはfacebookページで情報発信もしていますので、ご興味のある方はそちらをどうぞ〜

https://www.facebook.com/otentoyama

 

 

 

やぎ活

| 2014.08.10 Sunday |

6月、7月と2回、

やぎ活をしてきました。

大月の岩殿山の山麓、「修験deパン」さん宅にて。

ヤギ活_5ヤギ活_8ヤギ活_10ヤギ活_4ヤギ活_2ヤギ活_7ヤギ活_9

 

手先の器用さではたいてい田中にかなわないのが常なのですが、この日の乳搾りでは珍しくわたしに軍配が上がりました。

やぎのおっぱいのサイズには、女性や子どもの手の方が向いているそうなんです♪

めすやぎはとっても人懐っこくおとなしくラブリーで、すっかり心を掴まれてしまいました。特にこやぎのかわいさといったら! ちなみにおすヤギは時に暴君らしいです。

 

そもそもはヤギに会いにいったというか、自ら育てた麦でおいしいパンを焼いているパン屋さんに会いにいったのですが、気づいたらヤギに夢中になっていました。もちろんごちそうになった焼きたてのパンもとまらない美味しさでしたが。

ヤギ活_11ヤギ活_1ヤギ活_6

 

修験deパンさんご自身も、そもそもは草取りのためにやぎを飼い始めたそうなのですが、気づいたらやぎの餌集めや乳搾り、豊富に出るミルクの加工と、すっかりやぎ中心の暮らしに変化されたそうです。はたから見るとやぎに生活を捧げているのでは、、と思ってしまうくらい。

15頭もいるやぎたち一頭一頭にかわいいお名前をつけられていて、家族のようなかわいがりよう。写真のポーズをきめてくれているやぎはモモちゃんとレモンちゃんです。

このやぎ達のミルクが使われているパンは今のところ一種類のみ。その名も“山羊さんのミルクパン”。「モンゴル草原の味がする」とも言われているそうです。たしかに少し独特の風味があるような。。ただ焼きたてだと風味よりもミルキーさのほうが感じられました。


ヤギ活_10おみやげに貴重なスペルト小麦の穂ももらいました。「蒔いて育ててください」とのお言葉つきで。

さてマンションぐらしでどうする??
姉がひきとって蒔いてみたいと言ってくれました。ぶじにバトンタッチできそうで良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

春の畑に行ってきました。

| 2014.04.11 Friday |

 

4月5日、久々に畑に行ってきました。春まっさかりでした。

水菜紅菜苔

ヤグルマギクケール

畑の風

茨城のポコアポコ農園さんで草取りのお手伝い。いつものように週末農風のイベントです。

今回の手伝いはたった1時間ほどヨモギ摘みをしただけ…。滞在は5時間ほどでしたが後は食べてばかりだった気がする。いつもながらよかったのかしらこれで^_^;

和知さんに花ざかりの畑を案内してもらい、それからビニールハウスのかげで持ち寄りランチを広げ、春の畑の空気を深々と吸いながら則子さん(奥様)の焼いたパンもごちそうになり、帰りは則子さんの絶品ヨモギスコーンとカラフル干し野菜をお土産にいただき楽しい遠足(?)でした。

畑では、一見同じにように見える菜の花を、これは小松菜、これは白菜、などなど和知さんに種明かししてもらいつつ、葉っぱをちぎってはパクリ、「おいしー、これは甘い! こっちは辛みがある!」。味にはそれぞれ違いがあり、試すのがおもしろくてつい手がのびました。「道草を食う」の草ってきっと菜花のことだなーなんて確信。

 

去年修理してから使わないままだったカメラ。今回は田中が同行しなかったので、久々にひっぱり出してみました。

にんじん育苗ほうれん草2

 

小松菜とほうれん草の見分け方、ご存知ですか?

よく根っこの色を見ましょうと聞くのですが、今回決定的な違いを教わりましたー!

 

お花がぜんぜん違いまーす!

コマツナほうれん草3

ヒント:小松菜はアブラナ科、ほうれん草はアカザ科。

 

 

アブラナ科は小松菜も水菜もターサイも白菜も花は一見同じように見える、いわゆる菜の花です。一方ほうれん草はの花はぜんぜん違う形状!つぶつぶしています。雌雄があるそうで、写真の株は雄だそうです。これにもへえーー。

 

和知さんが育てているのは、今ではあまり見られなくなった日本ほうれん草。福島で育てていた方から震災後に貴重な種を託されたものです。無事にとても元気な花を咲かせ、次の世代につながる準備をしていました。

 

こんなに花がいっぱいの畑ははじめて。すっかりリフレッシュしてきました。

ポコ・ア・ポコ農園さんありがとうございました〜〜!

関東人が祝島に行きました−5

| 2014.03.21 Friday |

Hijiki_1Hijiki_2

 

那須の豊穣庵の奥様よしえさんはパワフルな上にお料理上手な女性です。この日は上関で反原発集会のお手伝いで、朝早くからいろいろと働いていたそうなのですが、宿につくとさっそく夕飯のしたくに動き出しました。 食材を整理してわずかに考えこむと、「うん、じゃあれんこんをすってつなぎにしてひじきのハンバーグにしましょ!」思いもよらぬメニューをパパっと考案。れんこんは名物「岩国れんこん」です。関東のれんこんよりもホクホクしているそうです。ひじきは天日干しのおかげか味が濃いんですよー。

そういうわけで、メニューは

岩国れんこんと祝島ひじきのハンバーグ、おろし醤油をそえて、
ひじきの炊き込みごはんのおにぎり、
ピチピチのお魚はKくんがさばいて野蒜とお味噌(これもよしえさんお手製)でアジのなめろう、
それと小アジを揚げて南蛮漬け、摘んできた菜花など、
その他よしえさんが親しくしている島の方もお魚を差し入れてくださって、祝島食材がいっぱい集まりました!

お料理部隊が動き出したその間、私はというと、昨日は入れなかった食料品店に買い出しに向かいました。同じく入れなかった2人と連れ立って。 目的はまた天ぷらと石豆腐ですが、ついでにもしお土産になりそうなものがあれば買いたいなーと考えながら。

しかしお店に入ってみると、期待むなしく島の人向けに船で運んできた品物が中心といったところ。びわ茶だけは生産地価格で買えてラッキーでした。他に何かないかなーと目をこらすと、小さい干し魚がたくさんつまったビニール袋、よく見ると見覚えのないお魚です。かれいのような。 「これはねー、でんびら、背骨が固いから木槌で叩いて骨をとって食べるのよー」。と店のおばさん。

でびら でんびら??? 木槌で叩く? よくわからないけど安かったし日持ちもしそうなのでとりあえず買ってみました。なんとなーくのんびりした絵が浮かびます。一尾づつ木槌でとんとんしながらストーブの上か網であぶって家族で食べるのかなー。

 

お店を出ようとすると、おばさんがスティック状の天ぷらを3本差し出し「これどうぞ〜3人だから3本〜」と言ってくれました。 お使いに来たごほうびをもらったみたい。ありがたく頂戴しました。

 

祝島の食卓

Yasou

 

人数も増えたので夕飯はテーブルを2つつなげて並べました。写真をほとんど撮ってなくて残念。食べるのに夢中で。。残らずおいしくみんなの胃袋におさまりました。

翌日は浜に行ったり移住者の貴重なお話を聞いたりして旅はまだまだ続くのですが、長くなるのでこのへんで。
短い滞在でしたが、祝島の静かで心地良い時間の流れに、いつの間にかどっぷりつかっていました。

せわしなさよりもゆったりさに早々と適応してしまうのは私に限らないことでしょう。人はそうできているんだと思います。

 

島に移住された方に聞いたお話で、
「島は現金収入はあまり得られないけど、食べることには困らない。都会みたいに働かなくても食べてはいける」というのが印象的です。都会とはまた違った豊かさがあるんだなーと感じました。あと大工さんがいっぱいいるという話もおもしろかった。ここではいくつか職業を兼任しているのが普通なんだそうです。職業が細分化されている都会とは違いますね。

 

そんな素朴で穏やかな暮らしが淡々と営まれているようで、並行して生活の一部になっているのが原発建設の反対運動です。もう30年以上も抵抗を続けているというからすごい!
海、山、自給的な暮らし。こういうものの大事さは失くしてから気づくことが多いものですけど、島という空間だとより切実なんだと思います。

福島の事故でいったんは止まっていた建設計画もまた復活してしまい、島の人達の戦いも続いています。
一刻も早く安心して暮らせる日が来ることをつよく願わずにはいられません。

 

関東人が祝島に行きました−4

| 2014.03.20 Thursday |

IMG_2891

 

Tさんが営んでいる「こいわい食堂」は、島外の人には完全に祝島の食材だけで作った定食、島内の人には島では食べる機会の少ないうどんやお好み焼きというふうに献立をわけて営業しているそうです。お客さんのニーズを聞いてみたら自然にそうなったんだとか。

ごはんは薪を使って釜戸炊き、水は井戸水、前述の豚さんのお肉も登場するそうです。Tさんは祝島での自給的な暮らし方が気に入って広島から移住してきたそう。つまり自分らしい暮らし方を選択してお店まで営んでいる!(しかもゆったりと)。できそうでできないことだと思います。そのTさんの食堂にもぜひ行ってみたかったのですが今回は時間があわず断念しました。

 

代わりにこの日のお昼は最近島にオープンしたという中華食堂「古泉」にぞろぞろと押しかけました。

路地の奥の奥の奥にぽっかりと広がった空間にそのお店はあり、東京だったら完全に隠れ家的一軒家と言われそうですが、 ここではたいしたことではないようです。むしろ中華という点がもの珍しいみたい。

店内には島の景色を描いた絵がいくつもずらりと掛けられていて、そこで目をひいたのが棚田。店長さんもオススメのスポットだというので、食後は棚田までハイキングに決定♪

 

海

 

山桜この日東京では雪がちらついたりしていたようですが、島は晴れ渡って春はすぐそこ。山桜も満開です。食べられそうな菜花を摘んだりしながら片道3kmの山間の道をのんびりだらだらと歩きました。少し登ると眼下には海。斜面にはびわ畑やみかん畑が。その先にいよいよ見えてきました。

た、高い、分厚い石組みと黒々とした建物。想像していた棚田とは違って要塞みたい! ちょっとぽかーんとしてしまいました。上の段まで登ってみると目の前には空と海しかありません。ここを1家族で開いて積み上げたというのだからすごいもんですねー。実感が徐々に追いついてきました。

祝島の棚田

 

とりいそぎ記念撮影を済ませ、夕方の船で来るという豊穣庵さんを迎えられるよう帰りは早足で駆け下る、と言いたいところですが駆け下ったのはともさん他3人で、わたしや田中、あと2人はみるみる置いていかれました。

わたしも早足したつもりだったのですけど、日頃からスローペースで生きているせいかぜんぜん追いつけず。。
かなり遅れてゲストハウスにたどり着くと、ともさんたちはきびきびせっせと台所を片付けて、お茶の準備に入っていました。朝は散らかし放題で出かけたのでひと仕事です。ありがとー。

さていよいよ豊穣庵さん夫妻も来るとなるとさらに賑やかになる予感。Tさんが今日はピチピチの島のお魚を届けてくださっています。どんな料理になるのかも楽しみです。

さてさてつづくー

 

2019年1月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
最近の記事
カテゴリー