日々ろぐ

ひとり遊びに開眼?

| 2019.09.25 |

保育園から幼稚園に転園して初めての夏休みが終わり、はや2学期になりました。
我が家の3歳児は、一言でいうとものすごく幼稚園児らしく成長中です。いっぱい遊んでいっぱい跳ねています。

なんせこれまでの娘ときたら食べることばかりに熱心で、自分から遊ぶことにはやや淡白。そのくせ噛むのが下手っぴで食事に時間がかかるので、ますます遊ぶ時間が減ってしまう、というスローな毎日でした。
それがやっと、「ご飯だよ〜片付けて」と言うと「遊んでるから後で〜」と声が返ってくるほど自分で集中して遊べるようになり、嬉しい生意気っぷりです。
何に目覚めたのかというと、ザ・幼稚園児の遊び「工作」です。(めっちゃ主観)
この数ヶ月で、手先が器用になって工作や折り紙が大好きになりました。それに伴い「集中してひとり遊びできる時間」が長くなりました。

 

 

「子供にもっとひとり遊びをしてほしい」。あまり共感されないかもしれません。自宅ワーカーの贅沢な悩みなのかも。たしかにその間仕事をしたいという本音もあります。
今の園で私が嬉しかったのは、先生が「ひとりで遊び込む時間もほんとに大事です」とおっしゃってくれたこと。
1学期の間見守ってくださった結果、先生の目から見ても、娘の常に遊び相手を探す様子は顕著で、ひとり遊びに集中する時間が短いと気にかけてくれました。シュタイナー教育に沿った園なのですが、年少のうちはみんなで遊ぶだけでなく、ひとり遊びの時間も大事にする方針です。
園によっては私の思いは共感されず、むしろ「お友達と仲良く遊べていいですね」で終わるかも。そこを共感してくれただけでも嬉しいのに、そのうえ「これから、ほんとに夢中になれる好きなことを見つけられれば、変わってくると思います。」と希望を持たせてくれました。

「食べること」「ごっこ遊び」「テレビ」。それ以上に好きなことを見つけるなんて長期戦かな、と思いつつ始まった夏休み。
意外と近くに見つけられました。それが工作です。もともと道具や色画用紙は家に豊富に用意してあり、ハサミも3歳半にしては上手に使えていました。
それが夏休みの園の預かり保育で、毎日のようにいろいろな工作にチャレンジさせてもらえて急速に開眼。私が台所に立っても気にせず、お茶の間でひとりで集中している! のってきたところで、園にならい道具をさらに充実させてみました。
それまで接着は、使い方を失敗しても心配ないマスキングテープと糊が主だったところに、刃のついたセロテープとホチキスを追加。刃で指をすったりしつつも、くっつけたりつなげたりが楽しくてしょうがないみたい。
モンテッソーリ教育の工作ブックも購入し、本に載っていた「かるこ」というミニミニ穴あけ道具も追加(しまちゅうで購入)。紙に穴をあけて紐を通すのも大好きです。ちなみに本のサブタイトルは「集中できる子が育つ」です。
ついでに多機能プリンタのコピー機能も自分で使いたがるので解禁。自分で工作ブックをコピーしてハサミで切っていてびっくりしました。3歳児が思った以上にできるということを、園と娘から教わっている感じです。
おかげで家の中が作品や切れ端だらけでぐちゃぐちゃです。嬉しい悩み。

幼稚園の先生の子供との距離のとりかたも、密着しすぎずいい意味で先生らしい距離感で、子供の力を伸ばしてくれている感じがします。保育園時代は乳児が多い園だったためか「親代わり」の感が強く、娘にも私にも安心でしたが、うちの甘えんぼうには今のほうがいい刺激があるみたい。

通い始めて慣れるまでは思ったよりも時間がかかったけど、おかげで2学期は楽しく通えています。1学期は登園の時になぜかクラスで一番グズグズでした。保育園で慣れているはずなのに、生来の場所見知りが発生。今は場所に慣れただけでなく、楽しいことを自分で見つけられる力が少〜し身についてきた様子。
これから運動会など大きなイベントが続くので、どんどん楽しいことを見つけていってほしいです。

 

Whois情報の変更箇所を調べるツール作りました

| 2019.09.20 |

Whois情報の検索結果をキャッシュして再度同じドメインを検索すると過去との比較ができます。
テキスト比較ツールのように変更箇所がひと目でわかります。
(同一ドメインの検索は24時間に1回に制限しています)

 

作ったわけ

Whois情報の更新を頻繁に確認しないといけないことがありまして、面倒だったのでつくってみました。

 

つくってわかったこと

ルートサーバーに問い合わせても正しいWhoisサーバーがわからないドメインがある

自分の所有するドメイン(trim.bz)が他のツールでは検索できないことが多くて不思議に思っていたのですが、一般的な方法ではWhoisサーバーが調べられないドメインがあることがわかりました。

なるべく多くのドメインが検索できるように今後も調整していきます。
検索できないドメインがあれば教えて下さい。
国際化ドメインにも対応しています。

ドメインごとにWhois情報のフォーマットがバラバラ

変更箇所を抽出する際に配列に整理して処理していますがWhois情報はドメインごとにフォーマットがバラバラです。

RDAPが普及すれば解決しますがまだ時間かかりそう。
RDAP ~次世代WHOISプロトコル~ の紹介 – JPNIC Blog

 

今後の予定

  • 検索できない・フォーマットがうまくいかないドメインへの対応
  • 更新があったらメールで通知が来る機能(これすごく便利です)

 

お問い合わせ&ご要望

不具合の連絡やご要望あれば以下よりお願いいたします。

 

更新履歴

  • 2019/09/20 公開

娘とオペラ 「ロはロボットのロ」

| 2019.07.19 |

先日、3歳半になった娘を連れてオペラ「ロはロボットのロ」を観劇してきました。

オペラです。歌劇です。まだ小さい子供をそんな席に連れて行く機会はなかなかないと言うか、発想としても皆無だったのですが、「NPO法人ぷかぷか」さんからのお誘いで勇気をもらい行ってきました!
ロはロボットのロ」はぷかぷか代表の髙崎さんが惚れ込んだ舞台だそうで、ぜひ子供たちに観せたいという熱意から、なんと子供は特別にワンコインで観られるよう奔走してくださいました。そんなわけでこの日は特別公演。

 

うちの娘はちょっと不思議なんですが舞台を観るのが大好き!  歌がいっぱいのお芝居を観に行こうと誘うとのりのりで「行く〜」と上機嫌。しかしながら乗り物酔いをするのがネック。下手すると目的地に着く前に引き返すこともあります。3歳になり酔い止め薬を使うようになってだいぶ自信がついたものの、この日も1時間以上電車に揺られるのでちょっと心配でした。案の定あと少しのところで青い顔になり、「気持ち悪い、降りたい」。。来たか! でも、舞台へのワクワク感の方が強かったのか、がんばって降りずに我慢してくれました。まずはぶじの到着に一安心。

会場は子供連れでにぎわっていました。ぷかぷかのメンバーさんたちもちらほら。

開幕前、髙崎さんがマイクを握り、「どうぞ静かに観ないでください、声をあげても笑っても大丈夫です」とおっしゃってくれたのでまた安心しました。
やっぱり3歳なので、声を出して騒いだり、「帰りたい!」ってもぞもぞするのが一番心配。実はすごい怖がりだし。
内容は「ロボット」「パン屋」「魔女」など子供でも親しめるキャラクターが中心のコメディタッチで、入り込みやすかったようです。もちろん理解できないところも沢山あったはずですが、まわりからあがる楽しそうな笑い声やザワつき、ホォ〜という歓声が、なんとなく理解を助けくれたみたいです。
といっても途中、暗くて怖い場面が続いて限界を迎え 「もう出る!」となっていったんロビーに退避。でも直後に休憩タイムが始まったので、後半前には自分から「行こう! はじまっちゃう!」といそいそ席に戻ってくれました。

後半も魔女やその仲間、主人公のピンチといった山場が続き、怖くなって何度も「もう出る〜」とびびりまくり。それでも舞台の続きが気になるようで、なんとか踏みとどまり、最後は大きな拍手を送っていました。
まだ柔らかい感性が存分に刺激されたようです。お話をちゃんと最後まで観られたこともちょっと誇らしげ。
わたし自身も、娘の様子は気にしつつ実はそっちのけで見入って楽しんでました。

びっくりしたのは、幕が降りてロビーに出た時、娘が待っていた魔女役の方を見つけてまっすぐに抱きついていたこと。あれだけ怖がっていたのに! 魔女も優しく抱きしめ返してくれてました。

魔女の娘役の方の“怪演”とも言える迫力ある演技も印象的だったのですが、娘もそうだったよう。帰りの駅のホームから、なにやらポスターを指さして「パン食べたいのお姫様(魔女の娘)と似てる!」。指の先は髪をピンクに染めた渡辺直美。おおっ、ボリュームは違えど迫力感が近いかも。ちゃんと見てるなー。

翌日は幼稚園につくなり、いろんな子に「オペラをみたの〜」と言ってまわってたそうです。

 

そんなに余韻を楽しめたのも最後まで観られたからこそ。途中の怖い場面のまま帰路についてたら、きっとどんよりした気持ちになっていたと思います。自分に負けず、最後のハッピーエンドまで観られたこと、これは3歳の子には大きなことだったのかも。

オペラがおもしろかったのはもちろんですが、会場の雰囲気も味方してくれてました。子供はもちろん、見せ場では大人も思わず声をあげていて、ゆる〜い一体感が流れていました。子供はそういう空気にけっこう敏感なのです。

あらためて、公演を主催し、いい空気感を作ってくれたぷかぷかのみなさん、ありがとうございました。

 

 

子育てまとめ 〜3歳〜

| 2019.02.13 |

2019年で、子育ても3年目に突入しました。

魔のイヤイヤ期はピークは過ぎた感じです。ここまでよくがんばりました〜。ぱちぱち。

自分でできることが増えて、言葉も上達してくると、本気で泣くことが減ってくるみたいですね。うそ泣きはしますけど……。
といっても時々爆発。昨日もうっかり手を出し過ぎて、すかさず怒り泣きされました。でも泣きながら、「自分でやるの! おかーさんはあっちに行って!!」と部屋から追い出されドアまで閉められたので、逆に楽でした。あっちに行くだけで済むならば、はいはい喜んで! というわけで私のイライラも減りそうです。

 

子を持って初めてわかったこといろいろ3年分

まとめなので長くなります〜

 

・疲れる
0〜1歳半ぐらいまでのお世話は疲れる、というか消耗する。
仕事と比べるのは不毛とは思うけど、もし仕事に比べりゃ楽だろと思う方がいたらそれは間違いです。私の会社員時代は、毎日終電で帰るのが普通、徹夜もありで、座り仕事ながらけっこうハードに働いていた方。それでも乳児のお世話よりは楽だった……。おそらく育児は自分でコントロールできないことが多すぎるせいだと思う。それでいて責任はずっしり重い。休日なし。達成感もないし、ワンオペで頑張っている人はただただすごい! うちは旦那も一緒にがんばってくれたけど疲れた。
よく可愛さが疲れを吹き飛ばしてくれると言うけど、うちの場合そこまでの可愛さ発動は1歳過ぎてからかな。子供によりけりなんですかねぇ。

 

・遊び
子供ってみんなおもちゃで一人遊びするのかと思っていたら、そんなことはない。娘はおもちゃでも絵本でもお絵かきでも「一緒にやろ〜」とねだってくるタイプ。一番好きなのはごっこ遊び。母もいろいろな役を振られてたいへんです。もちろん成長してくるに連れ、ひとりで集中する時間も増えてるけど、基本は相手がほしい性格のようです。女子はこういうタイプ多いみたいですね。その点男子のほうがひとりで集中してくれるらしく、羨ましい!

 

・食欲
生まれてから4カ月ぐらいは満腹中枢が未発達で、赤ちゃん自身も満腹かどうかわからないそうです。母親学級で初耳だったのでびっくり。
そしていくらあげてもいい母乳と違い、粉ミルクにはあげる間隔を3時間以上あけるという鉄の掟があるのです。消化に負担があるとかで。これが食欲旺盛児だった娘にはつらかったみたい。吐くほどミルクを飲んでも満腹感はうすいのに3時間はもらえない。飲む時は一気飲み。
まあその当時はそれがつらいのかどうか私には全然わからず、一気飲みもよく泣くのも普通なのかと思っていた。体重も普通だったし。
離乳食を始めてからやっとわかってきました。食べる食べる、機嫌も良くなって泣くのが減る。満腹中枢が発達するのが遅めの子だったみたいです。発達するのに1年以上かかりました。1歳の頃は「少食のOLぐらいの食べる量」という例えがぴったりくるぐらい。今では食べる量はむしろ少なめ、でも一気飲みは健在です。

 

・食費
食事の量は少ないのであまりかからないかと思いきや、、やたらとフルーツを食べる。苺1パックでキャベツ何玉買えるか知ってるー?と言いたくなるけど、ビタミンとってもらうためにフルーツ類は常備してます。。
娘の場合ナッツ類も好きなので、フルーツとナッツを主食にしている小型の猿(樹上生活しているやつ)を思い出します。

 

・お客さん
子供の相手ばかりで出かけづらいので、誰か遊びに来てくれる方がいるとすごく嬉しい、私が! 子供を持つまで、子育てでたいへんな時にお邪魔するのは迷惑なのかと思っていた。逆だった。娘もたいてい嬉しそう。

 

 

ここからは睡眠について

 

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・添い寝
私の認識→並んで一緒のかけ布団ですやすや。
娘の認識→母の上でごろごろすること。布団は「かけて!!」と言うくせに数分後にはポイ。

 

・昼寝
いつからかは忘れましたが、お昼寝の後にめちゃくちゃにグズられるようになりました。もう手がつけられない泣きよう。うちだけかと思ったら、そういう子供はけっこう多いらしい。親にとっては謎の豹変だけど、理由があるんでしょうね。もうれつダルいとか、寝たことが悔しいとか。
保育園に通い始めて、平日はお昼寝に関するストレスからも解放されることになった時は心底ほっとしました。保育園では昼寝後のグズりはないそうです。ほんと、あれはなんだったのー?

 

・寝具
真冬でも掛け布団はけとばして、手足冷えひえになっても熟睡してる。新陳代謝がさかんだと寒さに強いらしい。成長期の熱量ってすごい。

 

・寝ない
保育園児あるあるらしいですが、夜になっても寝ません。こんなに寝ないとは。。。「寝る子は育つ」と言うけど、ちょっとでも昼寝しちゃうと夜は電気消してもお目めらんらんです。本人いわく「だって目がとまんないんだもん!」
すぐに寝てくれれば大人だけのゴールデンタイムが待ってるのに、残念ながら先に私が寝落ちしてばかりです。

 

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・可愛い
見た目ではなく子供特有の可愛らしさ。0歳よりも1歳が可愛い。1歳よりも2歳が可愛い。
娘の0歳時は、泣くわ吐くわ、人見知りもすさまじく、表情は乏しいといった具合。可愛さはそこそこ。
1歳時はどーっと言葉を覚え始め、返事はしてくれるし笑顔が増えるで可愛さ増加。イヤイヤ期突入して手は焼くも、ママーだいすきーとも言ってくれる♡
2歳時はイヤイヤ期ながらも、少しは聞き分けもよくなる。ボケるとニヤニヤ嬉しそうにつっこんでくれるのがたまらない。歌ったり踊ったりがさかんになって、替え歌も作って、ご機嫌タイムが長くなってくるので、また可愛さ倍増。子供らしい声の響きに耳がくすぐられる♡♡

3歳さんはどうなんでしょう? 最近は赤ちゃんがえりしたい時は宣言してくれます。「今日、赤ちゃんだからね!」
それ以外のときは、逆にお姉さんぶって生意気に張り合ってくるので、可愛さアップもここまでかな?

本人も自覚しているように、もう赤ちゃんではなくひとつのステージを越した感があります。

お菓子の袋や蓋も自分で開けられる、冷蔵庫も自分で開けて探せる。トイレもなんとかひとりでできる。昼寝はいらない。そんな小さなことに、大げさですが生きるすべを少しづつ身につけているのを感じます。当たり前じゃんと言われそうだけど、少し前までのなんにもできなかった状態を振り返ると感慨深いのです。なんにもできないってことは、親に運命握られちゃっているようなものです。それはお互いちょっとしんどいことですから。

 

子供を3歳まで育てた世のお母さん(お父さん)すべてに、がんばったね〜と言わせてもらいたい。手の掛け方はそれぞれでしょうけど、毎日食べさせて、排泄手伝って、外ではしっかり手を握っての繰り返しを3年続けられたのはすごいことです。しかも報酬は0円です。これは産んだこと以上に評価されていい気がする。ここからはやっと、親という字のごとく「木の上に立って見守る」というステージに入れるんじゃないかしら♪ ←あまい?

春からは新生活です。正直、毎朝お弁当を作って、仕事もしている自分がまだまだ想像できない。娘に怒られている姿の方が想像できます。ですがですが、ここまでなんとかなったので、これからもなんとかなるはず〜!  がんばってきた自分を、娘の見せてくれる成長を、忘れないようにしていこうと思います。

 

お次は幼稚園

| 2019.02.05 |

早いもので、なんとか保育園に入れてホッとしてから早1年。春には幼稚園に転園することになりました。

今いる保育園は認証園なので、まわりはどんどん認可に転園するか、3歳を待って幼稚園に移る子がほとんどです。

昨年は保育園のおかげで、安心して仕事にめいっぱい打ち込めました。美味しい手作りの給食やおやつ。四季折々の行事も園の側で準備万端にセッティングしてくれる。夕方は18時までは延長料金なし。日々の持ち物は着替えだけ。オムツ外しもお世話になりました。環境的に運動不足になっちゃう点をさっぴいても、拝んでいいですか? と言っちゃうぐらいありがたい存在でした(まだ通い中)。

保育園と違い幼稚園は、お弁当を作ったり、持ち物が多かったりで親の出番が桁違いに増えるらしいです。オタオタしている自分が目に浮かびますが、娘のために今度は私ががんばるぞ〜。まずは袋物を縫う必要があるらしいので、インテリアになっちゃっているマイミシンに油をさすとこからスタートかな。。

送り迎えも遠くなるので、夫婦ちからを合わせて乗り切る場面が増えそうです。

負担は増えるけど、希望するすてきな幼稚園に入れることになったのでワクワクしています〜。

写真は3歳の誕生日パーティー

3_Birthday

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)検定2級に合格した話

| 2019.01.31 |

2018年は3級に続き2級もがんばっちゃいました。

取得した資格は、メディア・ユニバーサルデザイン2級 ディレクター

MUDのサイトによると、2級の目的は「M U Dに配慮した印刷物を制作する理論とテクニックを学ぶ」。3級よりも実践的な勉強内容です。

3級は事前準備も特にせず、1日の講習だけでとれたようなものでした。仕事&育児と両立しやすくて助かりました。

さすがに2級のレベルはそれじゃ無理そうなので、受けるかどうかしばらく迷いました。正直3級だけだと学び足りない感はあり、でも2級は受験料が高い! 落ちるわけにはいかないし。結局田中の後押しがあったので決意できたようなものです。実際に休日は娘の相手をがんばり、私が予習する時間を作ってくれました。もう若い頃と違い勉強も体力勝負。夜だけじゃなくて昼間に勉強させてもらえたのが勝因だったかも。

2級は受検料を振り込むと、先にテキストと練習問題が送られてきます。予習必須なのは【より多くの人が見やすい「色の選び方」】の章。より多くの人とは色覚障害者が含まれます。というかそれがメイン。

色覚障害者の見えている色の差を、CMYKのパーセンテージで考えて選択肢から色を選ぶ問題です。数字苦手な私には超難関。しかも答えは1つじゃなかったりすることもあるのが、よけいややこしい! 解答を読んでも納得できなかったりする。

最初は、脳の普段使ってない部分がショートし、問題読むだけで眠くなっておりました。こういうのは田中の方がぜんぜん向いてる。向いてる人には難関というほどではないかも〜。

とにかくそのアナザーワールドの色の見え方を頭にたたきこんで、二日間の講習にのぞみました。講習の一日目はがっつりその「色の選び方」です。予習をしていって良かった。。予習をしていない方は、だいぶ混乱しているようでした。講師の方がひととおりの説明後、演習問題を出して繰り返し何度もまた説明してくれるので、私は講習時間の最後の方にはだいぶ余裕で理解できるようになりました。

というわけで本番の試験にはけっこう余裕な気持ちでのぞんだのですが、、難しかった!!! なにこれ、ふつうさー試験て練習問題の範囲で出題されるんじゃないの?? とちょっとあわてました。ぜんぜん合格の手応えを感じないまま一日目を終え、暗い気持ちで会場を後にしたのでした。

合否は二日間両日の試験と、後日提出する課題で決まるのですが、この一日目の試験で落ちていると、他でがんばっても挽回はできません。合否以上に学ぶことがメインとはいえしんどいものですね。とはいえ、なんとか合格したところを見ると採点はけっこう甘かったのかも。ちなみに採点は減点方式でした。

講習の二日目とはというと、うって変わってレイアウトや書体についての勉強。こちらは普段使っている方の脳みそ。安心でした。ここでの講習内容はむしろ後日提出の課題でフル活用となります。課題のほうは、提出後に丁寧に指導のメールが来たりして、落とす目的でなく「学び」を重視しててさすがだなぁと感じました。

さて、見やすいデザインテクニックを勉強してみて、難しいのはさじ加減だなぁというのが感想です。

見やすい配色=綺麗な配色とは限りません。実際の仕事では、デザインの目的に合わせてどこまで配慮すればいいのかを、クライアントと一緒に考えるのもディレクターの役割です。より多くの人が見やすくというMUDの考え方が広く世間に浸透して、発注する側と発注される側が近いフィールドで考えていけるといいなと思いました。

MUD検定3級 検定当日

| 2018.08.24 |

3級検定当日のことを書き留めたいなぁと思いつつ、あららーっというぐらい時間が経ってしまいました。

ちくいち思い出せないぶん、印象が強かったことだけに絞れるので、これはこれでよしということにさせてください^_^;

では時系列に羅列型でだらだらと。

会場は、印刷会館2階の広い会議室。

席は長机にひとつに2名で、ゆったりと座れてテキストが広げられるスペースが確保されていました。なんでも席と席の間は、ぎりぎり車椅子が通れる幅をあけてあるそうな!

席にはあらかじめ封筒にテキストが入れて置いてあって、まずこの封筒が「引っ張るだけで簡単開封!」とういユニバーサルデザイン。テキスト自体も、各ページに目が不自由な方でも読み取り機があれば内容が理解できる「SPコード」がついてます。これは見た目はQRコードのもっと細かいかんじのもの。コードの位置がわかりやすいように、テキストの近い位置には切れ込みも入っています。

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まわりを見渡すと、どうも私のように個人で受けに来ている人は少なく、企業が若手を集団で送り出して来ている受講生が多いかんじ。検定についてあーだこーだ、先輩はこうだったとかいう話に花が咲いていました。どのようなお仲間なのか興味が湧いたけど、内輪感が強くて訊ねるのは諦めました。若い人だけでなく中高年も多くいました。

 

始まる前にトイレを済ませようと行ってみるとここにも面白いものが。トイレ表示マークの上にさらにテープでマークが貼り付けてある。なんでも災害時の避難所などでも応急に表示マークが作れてしまうテープキットなんだとか。キットの紹介の意味で貼ってあったようです。

 

さて、講義が始まると先生だけでなく、なんと手話通訳者が登場! これが一番びっくりしたかも。聴覚障害のある受検生がいらっしゃるようでした。検定自体が多様な方に対応しているんですね。さすがです。

午前中は色覚についての講義。講師はあの複雑な東京の地下鉄の路線図をユニバーサルデザイン化されたという、第一線で活躍されている方です。学生以来の久々の長時間講義で眠くならないかなーなどと情けない心配をしてましたが、内容がおもしろいし講師がテンポよく進めてくださるので大丈夫でした。また休憩がちょこちょこあって、これが普段からトイレが近い私には非常に助かった。

 

テキストに沿って「ユニバーサルデザイン」とはという理念から始まるのですが、そこはいきなりサクッと簡単に済まされ次章の「メディアユニバーサルデザイン」とはに進みます。これはとまどう人もいるかも。私はちょっととまどうと不安で集中できなくなるタイプなので、あらかじめ家で本を読んでおいて良かった。ちなみに読んで来たのは『ユニバーサルデザインの教科書』『グラフィックデザイナーのためのユニバーサルデザイン実践テクニック51
講義のハイライトは色覚障害者の色の見え方で、これは独学が難しいとこなので貴重でした。

 

話はお昼休みに飛びます。席で食べても良いのですが、外に出て行く方が多かったです。私は持って来ていたので、席でさくっと済ませ、部屋の後方に展示コーナーへGO!  メディアユニバーサルデザインに配慮した印刷物の展示をゆっくり見たり、色覚障害を体験できるレンズもありました。

MUD_tenjisample

そして貴重な体験もできました。高齢者の不自由さを疑似体験できるグッズを身につけ、スタッフと一階まで降りてみるというもの。手足には重り、目にはゴーグルをつけます。視野がせばまり、物はぼけ、世界が黄色味を帯びて見えます。当たり前ですが体感するというのは想像を超えますね。

 

午後は文字組版編の講義。講師もバトンタッチ。大学で教えている方だそうです。私にとって、今まで若い頃からバラバラに得ていた組版の知識を、まとまった状態で教われるのはおもしろかったです。話は基礎の基礎的な内容からUDフォントまでかなりスピーディに進みました。基礎とはいえ専門的な内容なので、このスピードにはおそらく一般人にはついていくのは不可能。やっぱり受講者は実務経験者がほとんどかな。

昼食後だし基礎的な内容とあって、船を漕いじゃっている人もいました。逆に身を乗り出して見ている人が多かったのは活版時代の貴重な映像。若い人たちには新鮮だったのかも。

長い講義が終わりいよいよ検定の時間に。と、その前に再び講師が登壇して解答のポイントを説明。手厚いです、この検定。そもそも検定自体、付箋を貼ったテキストを見ながらでOK。企業で来ている人たちは、落ちたらかなり恥ずかしいでしょうね。

そして検定スタート。問題量はけっこう多いです。テキストからゆっくり答えを探す時間はあまりないので、付箋が大活躍。余裕でした〜と言いたいところですが、実際けっこう焦りました。時間内に間に合うのか! ? でも終わってみると時間が余りましたけど。

 

こんな感じで一日がかりの検定がぶじに終わりました。受講生への配慮が手厚い検定でした。それ自体、こういう道を作れと背中を押されている感じ。ユニバーサルデザインというと、特定の人に配慮するデザインと思われがちかもしれませんが、その配慮はみんなが心地いいものなんだと思うし、そうなるようバランスをとるのもデザイナーの仕事なんだと思います。

 

この日、娘のお迎えやお世話は主人が「任せろ!」と言ってくれたので、のんびり銀座を散歩して、羽を伸ばしてから帰宅(会場は銀座の近く)。夜に任せたことはほとんどなく、2歳になってから初めての主人ワンオペ。でも普段から仲良しの二人なので安心してのんびりしてきました。

ginza

 

学んだ内容はさっそく仕事に活かせています。そして検定2級も申し込んじゃいました。

2級の取得は、なんと2日がかりになります。当日以外にも予習と検定後の課題提出が必要。3級と違って色のパーセンテージを比較する応用問題が多く、数字が苦手なわたしにはちょっとため息なのですが、どんな講義を受けられるのか学生気分で楽しもうと思っています。

 

 

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)検定3級に合格した話

| 2018.07.30 |

MUDアドバイザー

 

このたび、メディア・ユニバーサルデザイン・アドバイザー(略してMUDアドバイザー)検定に合格しました!
と言っても大方の方からはなんだこりゃと思われそうです。思い切りざっくり簡単に言うと、メディアに関する「視覚情報」を、高齢者や弱視者、色覚障がい者など視力に問題がある方にも見やすいよう配慮したデザインに整理することがメディア・ユニバーサルデザイン。
アドバイザーはその教育検定3級の認定資格です。
検定は2011年からNPO法人 メディア・ユニバーサルデザイン協会が実施しています。

小さい文字が見づらい、色が見分けづらい、情報が読み取れない、ある程度の年齢になれば誰にとっても無縁じゃない話です。それに視覚に自信がある方でも、くっついた行間や余白のないレイアウトに読みづらさや見苦しさ感じることがありますよね。
3級はデザインで問題解決を図る基本を勉強し、必要な情報が届くような改善案をアドバイスできる資格です。

3級は入門編といったところなので、この仕事をしていればまあおおかた受かるレベル。ブログで長々と自慢することではないのですが、たまには私の目標をしっかり書いてみます!
わたしももう40代半ば、とうに不惑は越してますが残念ながらまだまだ惑いまくり。
これから自分はどういうデザインをしていきたいんだろう? 今年に入ってから自問していました。

それで一番しっくりときたのが、高齢者に配慮した見やすいデザイン。「雰囲気重視の伝わらないデザイン」からは卒業し、必要な情報をちゃんと伝えることに自信を持つ! 我ながらなかなか現実的な目標です。

それにはまずユニバーサルデザインをちゃんと勉強したいと調べていたところ、この検定を知りました。
メディア系のユニバーサルデザインは独学するための情報が少ないので、勉強するには検定に申し込むのが一番良さそう。
ありがたいことに3級は朝から1日がかりで講義を受けて簡単な試験を受けるだけなので、仕事と育児しながらでも余裕を持ってのぞめました。
検定料は一般16,200円。ちょっとお高めですけど、講義とテキストが含まれているので妥当といったところでしょう。

その検定自体も、ユニバーサルデザインを意識した取り組みが随所に見られおもしろいものでした。まあ検定なんて今まで簿記3級しか受けた経験がないので、あれこれ言えた立場ではないのですが、次回は試験当日のレポートも書いてみます。と言ってもいつになるやらですが。。。

 

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