日々ろぐ

カリグラフィー作品展

| 2012.05.26 |

カリグラフィー教室の作品展の搬入に行ってきました。
教室近くの銀行さんがロビーの一角を貸してくださり、4カ月に1度ぐらいの頻度で開催しています。

カリグラフィーはペンや筆でアルファベットを書くアートで、西洋書道とも言われています。
上達するにはひたすら書いて書いて書きまくること。
もちろんセンスや才能も必要ですけど、練習でそれを上回ることができる点がイラストなどと違うところ。センスに自信がない私にはそこが魅力でもあります。
逆に練習しないと上達しないわけで……、片手間で取りくんでいては何年たっても埒があかない、そういう厳しい面もあります。

わたしの通っている教室は、わたしを含め片手間でやっている愛好家の集まりなので、作品展といってもはっきり言って……ほほえましいレベルです。

 

calligraphy_kite

 

わたしの作品です。
遠目には悪くないかんじです。デザイン的には気に入ってます。
なのですが、……けっして近寄って見ないでください。
もしくは焦点をぼかして見てほしい。

言い訳になるのですが、わたしの場合、最近は簿記の勉強を始めたのもあり、カリグラフィーはすっかり後回し、10日前になって焦って練習再開、書けば書くほど、ダメなところばかり見えてきて、これを人様に見せていいのかしらと悩む事態でした。紙選びの後悔だけでも長々と書けるほどです。
しかしこうやって時々でも自分の字に向きあっていかないと、上達しないとわかっているので、恥ずかしながら出展させてもらっています。

 

さて搬入に行ってみて、他の方の作品を見てきたところ……、ほっとしました。皆さん似たようなレベルです。
その中ではレベルが高かったのがこちら、シックなTさんの作品。

calligraphy_T
文字だけで勝負しています。f、g、yのテールがきれい。わたしもこれくらい書けるようになりたい。

 

文字だけで勝負するのは難しいので、色やちょっとしたあしらいで雰囲気を出すのが初心者のセオリー。
中でも注目だったのがこちらYさんの作品。
白いレースのような飾りに彩られた見事なカードの数々。
これはパーチメントという技法でかなり根気がいる繊細な技です。

calligraphy_Ycalligraphy_Y2

 

とてもすてきなのですが、肝心のカリグラフィー…んん?どこ? と埋没ぎみ。
彼女の場合、焦点をぼかして見ることを要求する代わりに、文字に目がいかないように周りをゴージャスにしたてたようです。気持ちはとてもよくわかります。わたしもこんなワザがほしい。
主客転倒なこちらが、華やかさでは一番目立っていました。

 

 

先生の作品です。
さすが一線を画す素晴らしさ。ドアップもOKです。

加藤幸子先生とおっしゃるのですが、もともとイラストレーターで、カリグラフィーを始めたのは子育てを終えてからの遅いスタートだったそう。

そのぶんいつも、「今しかない!」という気持ちで取り組んできたそうです。
というとストイックに聞こえますが、描くのも教えるのもとても楽しんでらっしゃっていて、おかげでわたしも教わりに行くのがいい息抜き。

次回はもっといい作品が作れるように、「今しかない!」の気持ちでがんばれわたし。